技術力について
前回までは技術力より、施術があなたに合っているかが重要という内容をご紹介しました。
では、あなたに合っていれば技術力は必要ないのか?と言われると、もちろん、そんな事はありません。
技術力はあって当然、その上で好みという要素が最終的に影響してくるということです。
初回のブログにも書きましたが技術力は目に見えないという問題点があります。
美容室のカットの仕上がりのように写真でわかるものではないし、言葉で説明してもなかなか
伝わらないでしょう。
そればかりか、実際に施術を受けても良くわからない場合もあるかもしれません。
ですから今回は(も?)「技術力の違いはあるんだな」くらいの感じで、参考程度に読んでいただければ幸いです。
先ほど「技術力は目に見えない」と書きましたが、正確には「整体になじみがない方にはわかりにくい」
ということです。
これは他の分野でも同じではないでしょうか。
プロの演奏家やスポーツ選手、そのプレーをみただけでは技術力そのものは、少なくとも私にはわかりません。
ただ「うまいな。」「いい曲だな。」とか、勝負なら結果で判断するといった位です。
ですが、同じ分野のプロの見方は当然ですが違います。
当店にはプロの演奏家の方もいらっしゃっていて、たまに音楽の話をしてくださるのですが、「誰々のドラムは○○なところが上手い」などと具体的な根拠を挙げて説明されていました。
残念ながら音楽の知識が全くない私には理解できませんが…。
ただ、こういう話題の時はそこで終わらない場合が多く、話は整体技術に移ります。
その道のプロは、他の分野の技術にも興味をもたれるのですね。
そして、整体技術であれば当然ですが、私にも語れます。
立ち位置、体重移動の仕方といった基本的な事から、皮膚のたるみを除いてしっかり骨を掴めているか?
といった当店の技術特有のマニアックな内容まで…
このようにお互いの分野の技術について話していると、そこに共通点があることがわかってきます。
例えばピアノを弾くときは指の力で押すように弾くのではなく、身体が幹でそこから枝が生えているような
イメージで、胸のあたりで腕から指先をコントロールするように弾くそうです。
実は、これは当店の技術も同じなのです。
私が整体セミナーで、よく師匠から同様のご指摘をいただきます。
師匠はピアノはできませんが、整体技術を追求していくうちに自然と同じ発想にたどり着いたのでしょう。
このように整体の技術力についてご説明すると、他分野と同様とても奥が深い内容になってきます。
ですが、整体の技術を習得するわけでもない、あなたがそこまで理解する必要は全くありません。
冒頭にも書きましたが、「整体にも技術力の違いはあるんだな」位の感想を持っていただけたら十分です。
そして、そこから一歩進んで、「この整体何となく良さそう。受けてみたい。」 と思っていただけるにはどうすればよいか?
毎回例にあげているラーメンなら、「ダシは○○産の〇で、自家製の○○麵をその日の湿度によって水分量を調整…。」など、くわしい技術やこだわりなどを説明されると、「美味しそう。食べてみたい。」とならないでしょうか。
同様に整体技術も、私の考え方や取り組み等をご紹介すると、少しは興味がわいてくるかもしれません。
という訳で、次回はもう少し深く、当店の技術についてご紹介してゆきます。

