「車いすテニスと「ため」の動作。」…その2です。
肩こりや腰痛といった慢性的な痛みと、「ため」の動作は深い関係があります。
「ため」の動作というのは、スイングとは反対の動きです。
これは、言い換えると苦手な動きともいえます。
私たちの身体は柔軟性や筋力に左右差があり、動きにおいても左右対称ではありません。
野球やテニスのスイングからもわかるように、右利きの場合、身体を左にひねる動きは
やりやすく、反対はやりにくいものです。
これは日常生活でも同様です。
振り向く時や自転車に乗る時など、左にひねってはいませんか。
また、身のまわりには左にひねって使用する物だらけです。
(多くは右利きですから当然ですが)
駅の改札口、自動販売機…など。
ですが、いくらやりやすい動きだからといって、そればかりおこなっているのは良くありません。
からだの歪みにつながる可能性があるからです。
次回へ。
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